今回は「自信」について書きます。
「自信が欲しいな〜」って思ったことはありますか?
僕はめちゃくちゃあります。つい最近まで思っていました。
「自信が欲しい!」「自信さえあれば!」と。
自信って本当に最近よく使われますよね。
サラリーマンだったときとか「自信を持つ方法」とか「自信 手に入れるには」とかでGoogle検索かけてました笑
今の自分から見ると本当に可愛い時期があったんだな〜という感じです。
そもそも数値化できないものとか目に見えないものって、いくら追い求めていても手に入っている実感を得られません。見えないですから。
ビーチフラッグなら取りにいく意味はわかりますよ?物理的に掴めますからね。
それに対して「自信」とか「尊敬」「好意」っていうのは見えないわけです。
求めても求めてもそれが手に入っているのかどうかわからない。
だから考えるだけ無駄なんです。
それでも人はなぜ、自信が欲しいというのでしょうか?
以前の僕は
・自信さえあればもっといい女を抱けていた
・自信さえあればお金も稼げてた
・自信さえあれば勝ててた
・自信さえあれば契約できた
・自信があれば行動できた
と本気で思っていました。
僕の例を見て何か違和感を感じませんか?
今の僕はめちゃくちゃ感じます。
ちなみに以前の僕が上に挙げた例を見てもおそらく「ほんとそれだわ〜めっちゃわかる」となっていたでしょう。
では、何が違うのか。
これ、自分ができないのを自信のせいにしてるんですよね。
「自信さえあれば俺はもっと行動してどんどん成功していくのに!」とか言っておけば「今は自信がないしな。。。」と行動しない言い訳を作れませんか?
要は楽したいだけなんですよ。
・自信さえあればもっといい女を抱けていた
・自信さえあればお金も稼げてた
・自信さえあれば勝ててた
・自信さえあれば契約できた
・自信さえあればあれば行動できた
上記5つの文。これ、「自信さえあれば」を「運が味方してくれれば」に変えても違和感ないのわかりますか?
そう、つまり「自信があれば!」とか言ってる人は全部何かのせいにしたいだけで、自分で努力する気は1ミリもないんです。
それで自信をつけるために自己啓発本読んだり、YouTubeを見たりする。
違うって。危機感持った方がいいって。その考え方厳しいって。
では、そもそも自信とは何か?自信がある状態とはなにか?をお話します。
⚫︎自信とは何か?
自信とは、「客車」です。
昔の寝台特急とかご存知ですか?
あれらはお客さんが食事をしたり、寝泊まりする個室がついている車両である「客車」とそれを引っ張る「機関車」で構成されていました。
機関車は超馬力の高い車両1両で、残りの10両近くの客車を引っ張るんです。
自信は客車です。つまりそれだけでは動きません。
じゃあ機関車はなにか?
それは「勇気」です。
自分がやったことない分野関しては、どんなにすごい人でもその分野における「自信」なんてのものはありません。
最初は挑戦する「勇気」からはじまり、やっていくうちに「自信」がついてくるのです。
自信がないと行動できないと言っている人が一生行動できない理由がわかったでしょうか?客車だけで動こうとしてるんです。
それじゃどこにもいけません。
まずは行動するという「勇気」が必要なんです。
⚫︎自信がある状態
僕なりに定義すると「特定分野においてのエフィカシーが高い状態」です。
エフィカシー(自己効力感)については詳しくはこちらをご参照ください
(https://www.kaonavi.jp/dictionary/efficacy/)
例えば僕はスマブラが強いです。
プロにはなかなか勝てませんが、そこらで自分のこと強いと言っている人にはたいてい勝てます。
ただしもちろんたまに負けることもあります。
でも強い方だと自分で言えます。
こんなもんじゃないですか?自信があるって。
「嘘だろ」って思うかもしれないですが、常に自信があるように見える人っていうのはどんな分野でも「俺はできる」って思っています。
なぜか?1つの分野を大きく極めているからです。
「俺はとにかくやった。そして成果を出しまくった。」と心の底から言えるんです。
上達する方法なんてどの分野も抽象的に見れば一緒なんですよ。
だから他の分野をやるに当たっても成功できるという確信がある。
1つの分野を極めきるだけで「何やっても上手くいく」という確信ができ、それが人のオーラとなるんです。
なので最後に言いたいのは、とにかく1つのことをめちゃくちゃ頑張りましょう。
どの程度やるか?難しいですが、「これなら負けない」って思えるくらいです。
当然それには成果も必要となってきます。
最低でも1年以上はコミットする必要があるでしょう。
辛いことも、モチベが下がることも投げ出したくなることもあるでしょう。
でもとにかくやるんです。
そうしたら1年後、どれほどのものが自分の中に残っているかは、やりきってからのお楽しみです。
今回は以上です。