結果を出す人が持っている「前提」について

今回は「結果を出す人が持っている『前提』」について書きます。

 

「前提」と書きましたがこれはいったいなんでしょう。

 

調べると『ある物事が成り立つための、前置きとなる条件。「匿名を—に情報を提供する」「結婚を—につきあう」』と出てきます。

 

つまりいちいち意識するまでもなく、「無意識化にある意識」と言ってもいいでしょう。

 

この前提が結果を出すうえで、もっと言うと人生良くしていくうえで大事となってきます。

 

前提というのは色メガネと言ってもいいでしょう。

自分が物事を見る際の優先順位ですね。

 

例えば僕とかは以前「自分は他人には劣る」という前提があったので、会話でも相手の「自分よりも劣っている部分」や逆に「自分に勝っている部分」を優先的に見てました。

 

なので「営業で1位とった」とか「美人とデートした」とか聞くと内心「ちっ。。。」となってました。

 

相手は別に自慢したかったわけではなく、そこで勉強になったこと、逆に注意点などをシェアしたかったかもしれません。

でも「自分は他人には劣る」っていう前提があるとどうしても自慢に聞こえてしまい、「何かこいつに勝てる話題を出さなければ」というふうに考え、実際に自分の話に変えていくのです。

 

この時、相手からすると「ん??」となります。

営業で1位をとった話でいえば、そこで勉強になったこととかをシェアする意図で話してたのになぜか相手の話に切り替わる。

 

相手「この前営業で1位とったよ!やっぱ相手の立場に立って考えるって大事だな」

 

俺「へー!俺はこの前TWICEのライブチケット当たったわ!倍率クソ低いしまじラッキー」

 

相手「おぉ。。よかったじゃん」

 

みたいなことがよくあるんです。

 

上記の例を見ると「そんなことある?w」って思うかもしれません。

 

でも本当によくあるしめちゃくちゃそこらへんで起こっていることなのです。

 

・「奢ってもらうときって一回は遠慮するもんじゃないの。。。」

・「遅刻するときってそれがわかった時点で連絡するべきじゃないのか?」

・「人間の価値や命の値段は一緒だろ」

などなど。

 

前提が違うせいで意思疎通が上手くいかない、会話が成り立たない、チームで上手く行動できないなど色々なことが起こります。

 

この前提が人生に大きな影響を与えます。

「前提=生き方」です。

 

では、結果を出す人が持っている前提を参考にいくつか書きます。

 

・人は皆善良である。

・全ては感謝できるものである。

・全て自分のせい、自分ごとである。

・前提は人それぞれ違う。

・表面的な情報で相手を判断することはできない。

・人間は変われる生き物。

・自分には能力がある。

・他人の意見なしに成長はない。

・自分には仲間がいる。

・自分には帰る場所がある。なので何があっても大丈夫。

・常に「目的に近づいているか?」で判断する。

など

 

そして最後に「 前提は変えることができる」という前提を待ちましょう。

 

色々書きましたが、自分が前提を書き換えたい場合は、何度も内省して紙に書いたり、その前提で生きているかのように振る舞う。

また、こんな感じで文章なり他にも音声でアウトプットなどをして、その前提を持ってないと言えないような内容を伝えていく。

 

これを何度もやってるうちに変わっていきます。

何年も今の価値観で生きてるから変わらないと思うかもしれません。

大丈夫、少しずつですが人は変われます。

 

小さな一歩を繰り返していきましょう。