今回は目的思考について書きます。
◆目的思考
僕が成長するうえで何度も重要だと認識させられているのがこの「目的思考」。
これがないと結局自分はどこに向かっているのか、どうなりたいのかがわからず、ただ目の前の作業をこなすだけの人になるのでワクワク感もなければ、やらされている感だけが残りエネルギーが下がります。
さらに、自分の目的がないと他人との比較に目がいったりもするので、正直何も良いことがないです。
なので日々を楽しく生きるためにも、そして大きな成長と遂げるためにも目的思考は超重要となる。
そして、何度も自分の中に目的を刷り込ませていく。
ただ、よく目的思考が抜けおちて、また今まで通りこなすだけの自分に戻ってしまうことがある。
これはなんでなのか。
これも前回の「前提」と通じる部分がある。
目的から外れるor目的を忘れる→そもそも目的が叶うと信じていない(どうせ無理という前提がある→前提の書き換えが必要
目的が定まっている時、不思議と目の前の作業をやることに抵抗がなかったり、長時間同じことを続けられたりもする。
そういう経験がみんなそれぞれあるはず。
例えば自分の場合
・スマブラでVipにいくために10時から21時までずっとやっていた
・サッカーでかっこよく見られたいがために、女子の前で熱量高く練習していた
・アイドルのライブで目立ちたくて、3日間くらいかけてクソ眩しい派手な改造ライトを作っていた。(本当に目が死にますあれ。)
この時、僕はだるいなんて思ってなかったです。
失敗したり上手くいかなくて落ち込むことはあったけどやめようなんて全く思わなかったです。正確には思ったりしたこともあったけど、心の底ではやめる気はなかったと思っています。だから続いたし、成し遂げられました。
人は目的があって、それを達成すると決めたらびっくりするくらいに力が発揮される生き物なんです。
ただ、どの時代にも目的を邪魔する人がいます。
特に今の時代SNSをみんなが当たり前のように使うので、目的に向かって進んでいる人がSNSで批判されるのを頻繁に見たりすると、目的に向かって進むのが怖くなったりします。
ちょっとやらかしたら叩かれたりしますし。
あとは親とか彼女、友達もそうですね。
心配してくれているのもありますし、変わってほしくないという思いもあるんです。
人間今の状態でいることが一番楽ですからね。
なので、
目的に向かって進む=誰かの目に止まる=恐怖
恐怖があるとやりたくなくなるので、「目的とは叶わないもの」と解釈し、エネルギーがなかなか湧かない状態になります。
「どうせやっても結果に繋がらないからエネルギー使うだけ無駄」という思考が根底にある、つまりそれが前提となってしまいます。
前提を変えましょう。
◆目的決めと目標設定
目的と目標は違います。
〈例〉
目的:「東京から京都にいく」という最終ゴール
目標:「〇月〇日の何時までにどこどこに到着」という細かいゴール
※違いをわかりやすくするための例であって、実際「目的」は指針だと思ってください。もっというと「達成」は永遠にないです。
【目的決め】
「こうじゃないとおかしい!」という状態を決めましょう。
いわゆるコンフォートゾーンの設定です。
そこに引き戻される感覚です。
わかりにくいと思うのでもう少し具体的に説明すると、
例えば大谷翔平の場合、小さい時に下記の状態でなければおかしいと自分の中で決めていたわけです。
・メジャーリーグで活躍している
・ピッチャーもバッターも両方できる
・ルーティーンを守り続ける
・自分で決めたルールは破らない
・強い選手であり続けるために努力を続ける
など
なのでちゃんとその状態である「未来」に戻った感覚です。
未来に戻った感覚?と思うかもしれませんが、そう思った場合時間の流れ方について考え直す必要があります。
時間は過去→現在→未来ではなく、未来→現在→過去から流れているのです。
なので未来の自分が、今の自分の振る舞いを決めているのです。
未来で何も結果を出さない人は、今も短期的欲求に飛びつき、行動することなく1日を終えるでしょう。
未来で大きく結果を出す人は、今も長期的思考で1日を有意義なものにしています。
僕の場合、
・出会った人が1つでも自分の考え方や行動、その先にある人生を好転するきっかけを持つ
・組織に必要不可欠で、他の組織からも欲しがられる
・「人としてかっこいいな」と思われる
・安心して任せられる、この人ならやってくれると思われている
・高級車を乗り回している
・美女が常に隣にいる
・心から信頼できる仲間と事業をやって成果を上げている
・最高にリラックスできる家がある。
・いつでもどこでも、自分が行きたい時に行きたい場所にいける
・時間の価値が高く、いくらでも払うから時間をとって欲しいと思われる
・言葉と行動1つ1つに深みがあり、人がそこから何かを学ぼうとしている
・相手の立場に立って考えているため、一緒にいて居心地がいい。
こういう状態でなければ「おかしい」わけです。
なので、今の考え方や行動もこれに基づいて見直していく必要があります。
未来の自分がやっている行動なのか?という視点で考えましょう。
【目標設定】
目的に向かうために、目標の設定もしていく必要があります。
最初は本当に小さな目標でいい。
・毎日やるタスクを欠かさずやる
・〇月までにいくら貯金がある状態にする。
・今月は成約率〇%を出す
・〇時までにこの課題を提出する
など、小さくてもいいので目標を決めて必ず達成しましょう。
小さくてもいいというのが非常に大事です。
僕が最初1日の目標を決めていた際、「この時間はこの作業」みたいにカレンダーをびっちり埋めていました。笑
ただ、当然予定通りにいかないこともあるし、作業時間が伸びることもある。
そうなると結局やりきれないまま1日が終わり「できなかった」という記憶が残ります。
それが少し自己肯定感を下げます。
繰り返すと「自分はできない人間だ」という前提が生まれてしまいます。
それでエネルギー切れを起こして、次の日目標を立てても「どうせできないし」という前提で取り組むので内容も薄くなる上に時間もかかり、また達成できないという負のループに陥ります。
なので本当に1つか2つでいいので、最初は「これだけは今日やる」というのを決めて何がなんでもそれをやりきりましょう。
人生積み重ねです。焦らずやっていきましょう。
今回は目的思考について書きましたが、次回は目的に最速で向かうために必要なことについてお話します。
今回は以上です。