龍の祠vol.4でのテーマは観察力です。
vol.0~vol.3まで、観察力が下がる原因についてお話しました。
⚫︎観察力とは
観察力について、ここでは「現実をありのまま見る力」としましょう。
今自分に何が起きているのか、自分が何をやっているのかわからなくなったしまう人が実はめちゃくちゃ多いです。
事実だけみたらおかしいことがたくさんあるんです。
後から振り返って「なんであんなことしたんだ」とか「バカなことした」ってなったことないですか?
僕は死ぬほどあります。
バカなことしたっていうのはまさにそうで、実際バカになってるんです。
観察力が落ちると、現実がまともに見えなくなり、作話したり今までの記憶に当てはめようとしてしまいます。
普段の仕事でも慣れてくるとやっちゃいませんか?
「あーこういうパターンのお客さんか」と決めつけて話を進めてしまう。
ただ、当然1人1人違うので、お客さんのことを決めつけて話しているのが相手にも伝わってしまい、それが不快感となり契約を落とすということが僕はよくありました。
本当は取れる層でも落としてしまうんですよね。非常に勿体無いです。
日常会話でも「最近睡眠の質が悪くて」って言い出した瞬間「ストレスだ!」みたいに言われると腹たちませんか?
「話聞けや」ってなると思います。
しかも「ストレスだ」って言った相手は何言っても聞かない場合があります。
すぐ決めつけるのは観察力が落ちている、観察力が落ちているということはエネルギーが漏れています。
エネルギーが漏れているということはすぐに爬虫類が暴走してすぐ答えを出したがるので、相手はさっさと決めつけて考えるのをやめて楽になろうとします。
なので「ストレスじゃなくてスマホの見過ぎでした」って言ったとしても「それがなんだかんだストレスになってるんじゃない?」って意味不明なこじつけをしてくる場合もあります。
観察力が落ちるとコミュニケーションにも影響が出るんですよね。
⚫︎観察力が低下する原因
原因は全てエネルギー漏れという話をしましたね。
エネルギーが漏れる原因としては、
・体調管理不足(食事、睡眠)
・短期的欲求
などがありました。
なので目の前で起きている事実をしっかり捉えるためにも、エネルギーを高めて観察力をあげることが大事になってきます。
⚫︎エネルギーの高め方
では、前回に引き続きエネルギーを高める方法を今回はそれぞれご紹介します。
・3つの脳の協力(前回記載)
・思考環境整理
→人は視界に入っただけでそれに意志力を持っていかれます。
・シングルタスク
→マルチタスクは莫大なエネルギーを消費するわりには得られるものは少ないです。
・優先順位づけ
→今やるべきことベスト3以外のものに意志力やエネルギーを持っていかれるのはやめましょう。
こんな感じですかね。
そして次回、エネルギーを保ち続けるために必須、いや人生で成果を上げ続けるために必須となる「習慣」についてはお話します。
今回は以上です。