今回は「マインドコントロール」について書いていきます。
今現在マインドコントロールという本を読んでいるため、そのアウトプットということで本記事を書いていきます。
マインドコントロールとは、いわば洗脳に近いですが、説得というよりはもっとすごい、相手が自分で自分に対して言い聞かせるだったり、自分で選択したと思わせる領域まで持っていくということです。
この本でたくさんの気づきを得たのと、自分自身もがっつりマインドコントロールにかかっているなと思いました笑
マインドコントロールにかかっている状態とは、簡単にいうと「この世界が全て」と思っている状態です。
この状態に僕はがっつりかかっていました。
・俺のいるコミュニティが最高
・この人の言うことが全て
・この人と繋がっている俺はすごい
・このコミュニティ、尊師の思想を手に入れている俺がすごい
・周りが間違えている
こんな感じで本気で思っていました。
所属感が欲しかったんでしょうねきっと。
アドラーいわく、人間関係に悩んでいる時、孤独を感じる時は「より大きな共同体の声を聞け」と言っていますが、マインドコントロールにかかっているとそれは聞こえません。
だからこそ今いるコミュニティに執着しますし、そこでの自分の立ち位置をめちゃくちゃ気にするのです。
そしてそのコミュニティのリーダーの思うがまま。
コミュニティ以外の誰かが「やめとけ」と言おうものなら血相を変えて自分の正しさを証明しまくったり、相手を否定したり見下したりする。
そのコミュニティのせいで人生がどん底になったり、窮地に陥らない限りはマインドコントロールからは解かれない。
では、どういう時にマインドコントロールにかかるのか?
簡単に言ったら「自己愛」が欠けている時です。
何かにすがりたい時とも言えますね。
自己愛が欠けるパターンは2つあります。
1つ目は環境です。
主に家庭環境悪かったり、学校でのいじめなど、劣悪だと感じられる環境にいた経験があることです。
これは言うまでもなく想像できるでしょう。
2つ目は過度な自己主張。
個の時代になってきている今、SNSなどで「自分らしく」とか「自分を大切に」とかいう発信が増えているせいで、少しでも自尊心が失われるようなことがあると、それに過剰に反応してしまうような人が増えている気がします。
すぐハラスメントだとかいう人もそうですね。
自分が自分がと主張しますが、世の中たった一人の個人のためにあるわけではないので、「理想の自分(本来の自分?)」と「現実での扱い」に大きなギャップが生じ、それによって自己愛を欠くということが生じます。
それにより大きな不満が生じてくるため、自分の理想を体現している人や、自分を論破できる人にマインドコントロールされやすくなります。
マインドコントロールされやすい状態を書きましたが、マインドコントロールは「される」という表現も正しければ、実は「されにいく」というのも正しいのです。
自己愛が欠けている人の中にはマインドコントロールを求めている人もたくさんいるのです。
誰も自分を認めてくれないし、どうすればいいかわからないから正解がほしい。
どうすれば自分は満たされるのか、その答えを知りたいと常に思っているのです。
今回はマインドコントロールについてと、されやすい人について書きましたが、まだ書くことはたくさんありますし、それは本を読み進めていくうえでどんどん書いていこうと思います。
今回は以上です。