今回は会話術について書きます。
お伝えする内容は営業でも恋愛でも、どんな場面でも誰に対しても使えるテクニックとなります。
前回ノンバーバルの話をし、メラビアンの法則を紹介しました。
人間は他人とコミュニケーションを取るとき、言語・聴覚・視覚の3つの情報から相手を判断している、そして言語情報はたったの7%、非言語情報はなんと93%、という話。
「犬って3億年前まで遡ると先祖はネコ科で、そこから分類したことがわかるんです」とそれっぽく自信満々に言ったら、「え?そうなの?」とか「そうだったのか」となり、「んなわけねーだろ!」とはなりにくいものです。
文面だけ見ていても伝わりにくいんですが、実際やられるとわかります笑
僕自身これを10人以上に信じさせてる、もしくは疑問を持たせるところまでできたことがありますw
それくらい重要なんですよね非言語情報って。
しかし!しかしです。
メラビアンは言語と非言語が矛盾した場合の話なので、決して言語情報を磨かなくてよいというわけではないです。
例えば、「〇〇さんかっこいいっすね(嘲笑)」と、嘲笑ったように褒められた場合、人は「褒めてもらえた!」と感じないということです。
そんな感じで言語情報と非言語情報が矛盾しているときに非言語が優先されますよという話です。
例のような場面は多いわけではないので、言語情報もめっちゃ大事ということになります。
そのため当然、日常会話で「何を話すか?」も大事になってきます。
会話が苦手と感じている人は、余計に抵抗感が出てくるのではないでしょうか?
「何を話すか」ってけっこう困ったりしますもんね。
では、会話においての重要事項を今から伝えていきます。
それは「感情語」にフォーカスするということです。
もしくは、「感情を引き出す」ということです。
例えば
「ディズニーにいってめっちゃ楽しかったんだよね」
「へえ!誰と行ったの?」
これは自然な流れといえばそうですが、もっと楽しく会話できます。
「ディズニーいってめっちゃ楽しかったんだよね」
「へえ!ディズニーめっちゃ楽しいよな。ちなみに何が一番楽しかった?」
「タワテラ!」
「あ〜めっちゃわかる。あの登ってる時の緊張感とワクワク感めっちゃいいよな!」
「そうそう、今すぐにでもまた乗りたい!」
「俺も乗りたくなってきたなw ディズニー誰といったん?」
わかりますか?
実際やるとわかりますが、感情語があると会話の盛り上がり方が全然違います。
感情語を発している時は言葉通りの気持ちになります。
会話で感情が動くことになります。
対して前者の会話は「事実確認」です。
男性がやりがちですが、出来事とか事実だけを聞いて、感情語を使わないので相手もあまり感情が動かず、ただ会話しているだけになります。
人は感情が動いたときに商品を買いますし、感情が動く人と一緒にいたいと思います。
もし感情語が出てこなかったら、感想を聞きましょう。
難しく考えず、「どうだった?」とか簡単なことでいいんです。
そうすると必ず感情語が出てきます。
感情語が出てきたらひたすら共感しましょう。
「わかる!」
「楽しいよね!」
「あ〜ほんとな〜」
「そうだよね」
などなど
ちなみに共感できなかったら無理に共感しなくていいです。
抽象度をあげて話を変えましょう。
例えば、「切った爪をビンに集めるのが好きなんだよね」と言われた場合、これ共感できますか?笑
できる方には申し訳ないですが、僕は「きも」って思いますw
この例の場合は「集めるのが好き」というところにフォーカスしましょう。
コレクションした経験なら、一度はあるんじゃないでしょうか?
そのように抽象度をあげて共感できる部分が出てきたら共感するんです。
無理やり共感すると違和感だけが残ります。
僕は会話術について書いてある文を読んでいたとき、「実際の会話はそんな上手くいかない」って思っていました。
でも実践してなかっただけなんですよね。
本は一度に多くの情報を得すぎてしまいます。
まずは感情を引き出し、共感する。
これだけ徹底してやっていきましょう。
今回は以上です。