エネルギーを注ぐ

今回は「エネルギーを注ぐ」について書きます。

 

あなたは日常生活の中で「どうせ〇〇だ」と思って途中で諦めた経験はないですか?

 

・ゲームで苦手なタイプの相手には「勝てない」と思って士気が下がる。士気が下がったのであんまり集中せずに対戦して最後には負ける。

・特定の見た目の異性を「苦手属性」と判断して避ける。

・営業でお客さんの情報を聞いて即「決まらんな」と判断する。

・ブランドもので着飾ってる人を「めっちゃお金お金してそう。。。」と判断して警戒心を強める。

など。

 

実はこれは人間が生存率を高めるために身につけた非常に便利な脳の機能なのです。

過去の記憶をもとに、現状自分が1番安全であるための最適解を見つけるということですね。

そうすれば災害の予兆を感知して、自分の命を守れる可能性が高まるんです。

大人になるにつれて知識も増えて行くので、判断癖も強くなっていきます。

 

この判断癖ですが、昔だったら役に立つのですが、現代社会においては、まだ役に立つこともありますが、時々邪魔となってしまう癖でもあります。

 

特にコミュニケーションや試合など、相手ありきのことにおいては、悪く働いてしまうことの方が多いです。

 

世の中には全く同じ人間なんていないので、同じ場面でも考えていることや感じていることは違います。

それは自分もそう。

仮説を立てるのは大事ですが、判断するのは愚かな行為なんです。

 

それなら判断して外して失敗するよりも、最後まで気を抜かずにエネルギー注いで、成功した方がよくないですか?

もちろん失敗もあります。

ただ、早期に判断してエネルギーを保とうとして手を抜くと、そこでの勝利はありません。

 

エネルギーを注ぐと成功するかもしれないし失敗するかもしれない、 でもエネルギーを保とうと手を抜くとほぼ確実に失敗します。

 

それなら、エネルギーを注いで「成功」に賭けた方が長期的に見て得をします。

 

失敗を繰り返せば負け癖がつきますし、成功を繰り返せば勝ち癖がつきます。

自信もついてきて気分もあがりますし、心地よい疲れがきます。

 

エネルギーを注ぐことを「損」と考えてしまう方がたまにいますし、僕自身そういう考え方をしてしまってましたが、それは大きな間違いです。

 

「今」だけを見れば疲れるし損かもしれませんが、長期的に見た時に圧倒的に得なのがわかると思います。

 

今が1番若い日なので、今のうちにたくさん汗かいておきましょう。

そうすれば将来かく汗の量を減らせます。

老後に大量の汗をかきたいですか?

「俺はこれでいい」と正当化したいですか?

 

今この瞬間から全力でやっていきましょう。

 

今回は以上です。